ビジネスと法律

古墳から最後に出てきたのは利鞘

「古墳の一部888万円で落札 大阪の国史跡を不動産会社」(共同通信)民法の256条をご覧ください。 第256条〔共有物の分割請求〕1 各共有者は何時にても共有物の分割を請求することを得。 事態はこういうことです。 まず古墳の一部が4者の共有でした。 共…

究極の社内セキュリティは絶対不信

日立、社内業務でパソコン利用全廃・専用端末で情報漏えい防止(日経新聞) 「日立製作所グループは社員が業務で利用するパソコン約30万台を全廃し、情報漏えい防止型のネットワーク端末に切り替える。新端末は内部に情報を一切保存できず、盗み出されても顧…

総会の運営次第で会社は大きなお財布になった

「西武、個人名義株使い不適切な総会運営 「西武鉄道は30日、過去の株主総会でコクドが保有する個人名義株を総会の定足数に含めていたことを明らかにした。さらにコクドが保有する個人名義株の議決権行使書を従業員に渡し、総会に出席させていたことも分かっ…

東京駅の空中権と失われる対価

新丸の内ビルが高層ビルに 東京駅の「空中権」使う 「東京駅周辺の約120ヘクタールは02年、国内で唯一の「特例容積率適用区域」に指定された。区域内では低層の東京駅が利用しない空中部分の容積率を別の場所に移して利用することが可能になった(朝日…

中村教授の請求額200億円の根拠条文

「青色LED訴訟、中村教授控訴せず」(産経新聞)特許法の35条第3項をご覧下さい。 第35条(職務発明) 「3 従業者等は、契約、勤務規則その他の定により、職務発明について使用者等に特許を受ける権利若しくは特許権を承継させ、又は使用者等のため専…