刑事訴訟法336条をご覧ください。
第336条〔無罪の判決〕 「被告事件が罪とならないとき、又は被告事件について犯罪の証明がないときは、判決で無罪の言渡をしなければならない。」 |
戦前の日本には特別高等警察なる特務機関が存在し、突然玄関先に現れてはその家の長をひったて、あらゆる拷問をおよぼし、ない罪でさえも次々と自白させたといいます。
この特高と呼ばれる機関に幕を引いてくれたのは、マッカーサー率いるGHQでした。
裏側から表現すれば、日本人自らの手ではだれも止められなかったということです。
推定無罪は世界人権宣言にもうたわれる刑事法上の大原則です。
世界中で推定無罪が強調されるのは、逆に世界中に人を疑う弱い心が徘徊していることを裏書しています。
推定無罪が今度救うのは、まぎらわしい行為をバスの中でする人ではありません。
きっと明日のあなたです。
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